2010年6月27日日曜日

ホスピタリティ、再び。

今日は「ボランティア あろま☆いりあ」の講習会でした。

今回の講習会は、珍しく参加された方が全員、新メンバーさんばかり。
なので、じっくりと「あろま☆いりあ」がどういう団体なのか、
またその活動内容についてお話することができました。

今日のブログは、その時にお話したことをまとめてみようと思います。

********************************

あろま☆いりあのメンバーさんになる方は、
やはり、介護関係、またはアロマ関係の資格を持っている方が多いです。

以前、このブログでも「ホスピタリティ」について語ったことがありましたね。


「いりあの日記  ホスピタリティ」
http://homepage-ilya.blogspot.com/2009/07/blog-post_07.html

あろま☆いりあの代表としては、メンバーさんは、
この「ホスピタリティ」を大事にしてほしいな、と思うのです。

「ホスピタリティ」=「気遣い・おもてなしの心」です。

あろま☆いりあの講習会では、まず、
ハンドトリートメントの手技をメンバーさんに覚えていただく訳ですが、
初めのうちは、その手技の順番を覚えるのが大変だと思います。

でもそれは、確かに覚えるのが早い遅いはあるかもしれませんが、
誰でもいつかは必ず覚えるから、大丈夫。心配はいりません。

ただ、問題はその後、なんです。

「そのハンドトリートメントが気持ちいいか」どうかは、
その施術者の「ホスピタリティ」の有無で大きく評価が変わっていきます。
そしてそのホスピタリティとは、
「相手(クライアント)に寄り添う気持ち」から生まれてくるんですね。

「私は、あなたの味方ですよ」

ということを全身全霊をかけて伝えることなんです。

これは、例えクライアントがお身内であったとしても、
親でも子でもなく、夫婦でも恋人でもなく、
「あなたの味方なんだ」ということを伝えていただきたいのです。

トリートメントのタッチングはとても心地よいものです。
そしてそれは、信頼関係を構築する手段のひとつです。
そこから、認知症における問題行動が改善される、
というケースもあるくらいです。

でも逆を言えば、信頼関係がないままタッチングをしても、
心地よさは全く感じられないということを、わかってもらいたいのです。

そして、一番大事なことは「あなたの味方」でいるには、
自分自身が、ベストな状態でいなければいけないということ。

体調が悪かったり、気持ちが浮ついていたり、
いらいらしていたり、自信がなかったり。

そういう状態でトリートメントしても、
手から相手に伝わってしまうものなのですよ。


せっかくご縁があって、あろま☆いりあにいらしてくださったのですから、
ぜひ「ホスピタリティってこういうことか!」と納得するまで、
どっぷりと、あろま☆いりあに浸かって、
修行していただきたいと思います(笑)

新メンバーのみなさん、がんばってくださいね!
みなさんのご活躍、期待していますよ(^^)
お花は、香りの女王、ローズ・ダマスケナ。
山梨の農場で撮ってみました。

0 件のコメント: