2012年5月5日土曜日

わさわさ元気よく生えてくるから。

さて、ちょっと日記の期間が空いてしまいましたね。

気仙沼から戻ってきて、自分が見てきたものについては
ずいぶん書いたような気がするけれど、
自分がやってきたことについて書こうとすると
なかなかうまく書けなくて。

書いては削除し、削除してはまた書くという繰り返し。

で。あきらめました(笑)

まあ、いいのでしょう。たぶん。
未消化のうちに人さまにお話するもんじゃないのかもしれませんし。

そのうち、気が向いたら、話すかも、です。


ということで今日は全然別のお話を。



今日、ちょっと時間ができたので、アロマクラフト作り&実験三昧をすることに。

アロマコスメは、Ilya定番のヘアケア用と消毒用のスプレーを。
ついでにいりあのルームフレグランスもなくなったので、
賦香率5%で100ml分、どん、と作りました。

いりあのルームフレグランスは、
スターアニス、ペパーミント、カモミール・ローマンやヒバなど、
数種類の精油をブレンドしたもの。
すっきりした森の香りのイメージです。

100mlで賦香率5%となると、精油もかなり使用するので、
「贅沢したなぁ~」気分に浸れますね(笑) 
前回100ml作ったのは去年の10月だったようですから、
毎回お客さまが来る前にぷしゅぷしゅしても、半年ぐらいはもつようです。

実験は、Ilya自宅にわさわさ生えているローズマリーを使いました。
1リットルの水に、生のローズマリー8枝ぐらい。
30分ほど、ぐつぐつと煮出します。

いりあの部屋中、ローズマリーの良い香り!


できあがった浸出液を漉した後、
気仙沼にいった時に残った、手こね石けんの素地(顆粒)を1/2カップ入れて溶かして、
お掃除や、キッチンで使える、半練り石けんを作りました。

これ、実はハーブの達人、ベニシアさんのレシピを真似たもの。
Ilyaなら以前も日記で書いたように
使いかけのチビ石けんを細かく砕いて100gに対して5リットルの水で作るのだけど、
「手こね石けん素地で作るとどうなるのかなぁ」と素朴な疑問があったので。


そしたら、まだ出来上がり直後なので、液状ですけれど、
冷えたらやはり、歯磨き粉みたいな練り状になりました。

なので、スポンジの上に適量出して、よく泡立ててから使う感じですね。
本当は、チューブ容器に入れた方が使い勝手がいいのだけど、
手持ちがなかったので普通の容器に入れちゃいました(苦笑)

あ、精油もいれましたよ。アルベンシスミント(和ハッカ)を。
ローズマリーの香りと相まって、すっきりとしたブレンドにしてみました。

別にてこね石けんの素地じゃなくても、洗濯用の粉石けんでもできると思います。
でも市販の洗濯用粉石けんはもう香りがついているでしょうから、
自然派の洗濯用粉石けんを選ぶといいかもしれません。

その他にもこの浸出液、いろいろな使い方ができると思います。
足が疲れたり蒸れたりした時に、倍量のお湯で薄めて足湯すれば、
疲労回復にもいいし、殺菌作用にもなりますし、
タオルに浸して軽く絞って、レンジで蒸しタオルを作って
お顔を蒸してあげれば、毛穴が開いて汚れがとれてお肌を清潔にすることができるし。
グリセリンを10%加えて、ヘアケア用のスプレーにしてもいいですよね。

ハーブ浸出液は保存がききませんから、早めに使いきったほうがよさそうです。

白いホウロウ鍋は鍋のそこが黄色く染まります。
でも、そんな時は、慌てず騒がず。
使い終ったお鍋を、クエン酸水でもう一度煮ればきれいになりますよ。

ローズマリーってお料理に使うにも、ちょっとしか使いませんしね。
その割には使いきれないほど、わさわさ伸びますから(笑)。
Ilyaは無精ですからやりませんが、お仲間はローズマリーで小さなリースを作って、
サニタリースペースに飾っていました。防臭効果がありそうですよね。

他にもいろいろ使い道はありそう。
「うちではこんな風に使っているよ」という方がいたら、教えてくださいねぇ。