2012年7月24日火曜日

Ilyaの夏休み。3日目、白浜の名所めぐりへ。


さて、旅行最終日。
帰りの飛行機は最終便なので、夕方までのんびり。

梅雨明けした南紀白浜は、抜けるような青空。
ホテルの部屋から眺める海もとてもきれい。

朝食をとってるレストランからの風景も、南紀白浜~って感じ(笑)



「今日もいっぱい海を見る一日にしよう」と、白浜の名所めぐりをすることにしました。

まずはは三段腹、じゃなくて三段壁へ。
まさに「断崖絶壁」という言葉がふさわしいところ。
えーと、海難、投身自殺の名所だそうです(^_^;)



波しぶきも、ものすごくて。
「火曜サスペンス劇場」そのまんま!(笑)
ここは35メートル下の洞窟までエレベーターで下りて、
荒くれる波を間近で見れることができます。
昔は熊野水軍の拠点になっていたところなんですって。






その後は、夕日百選の名勝、千畳敷へ。



お昼が干潮だから。天然の水槽があちこちに。



ちっちゃいウニを発見!食べちゃだめ?(笑)


千畳敷の下から上を見たところ。
ミニチュアのグランドキャニオンみたいな景観。


ちょっとお遊び(笑)



千畳敷のお土産屋さんでひとやすみ。
じゃばらってこっちの名産なんですね。
めちゃくちゃ酸っぱい柑橘類で、花粉症にいいのですよ。
これはそんなに酸っぱくはなかったですが(笑)

そしてお昼ごはん。
「今時期に白浜にきたならカツオを食べなきゃ」
とタクシーの運ちゃんにいわれたので、海鮮市場のとれとれ市場で、カツオ丼!







それから、とれとれ市場でたんまり海産物をお買い物。
笹かまとか、練り物が好物なIlya、こんなカマボコも買いました。
かわいくて食べれないかも!(笑)








後は飛行機の時間まで、併設されてるお風呂と岩盤浴でたれたれ。
青空の露天風呂もとても気持ちよかったです~(´▽`)

さて。名残惜しいけど帰り支度。
南紀白浜空港で、地ビールのナギサビールとぱんだ肉まんでしめました(笑)


1日めは、山と緑を堪能して、
2日めは、動物たちとたくさん遊んで、
3日めは、海をたくさん見て。

とてもとても充実していて、盛りだくさんで、リフレッシュできた旅でした。
ぱんだグッズもたくさん買ったし☆



また、いつか来たいな。
そんなことを思う、Ilyaだったのでした。(*^_^*)

2012年7月22日日曜日

Ilyaの夏休み。2日目、アドベンチャーワールドへ。


さて夏休み2日め。

ぱんだ好きのIlyaが楽しみにしていたアドベンチャーワールド!(≧∀≦)

アドベンチャーランドには「パンダのバックヤードツアー」というものがありまして、
パンダ檻のバックヤードから、パンダさんに
直接おやつをあげることができるというツアーがあるのです。

しかしながら、開園から先着申し込み30名の狭き門の人気ツアー。
開園30分前に到着したのにも関わらず、
入場ゲート前は大勢の入園待ちのお客さんで熱気むんむん。

その並々ならぬ熱気に少々たじろきつつも
「何としてでも、ツアーチケットを!」と決意を新たに(笑)

でも最悪、取れなかった時のことも考えてパンフレット見ながら、他のツアーもチェック。

「よくわからないけれど、『アニマルレスキュー』っていうのが面白そうだよね」と、

「1日1便のスペシャルツアー!肉食動物をメインに巡るガイドツアー、アニマルパトロールの最終便。最終便ならではの感動を体験!」
なんて、うたい文句のツアーも狙うことに。

そんなこんなで、開園の9時半に「カーン」とゴングのような開園の鐘が鳴り響いたと思ったら。
入園ゲートをくぐった人たちがみんな一斉に
猛獣のように、それぞれお目当てのツアー受付デスクに走るんですよ!
釣られて、Ilyaたちも走る!

いやはやいやはや(^_^;)

一瞬、バックヤードツアーは「30人並んでいないね」と期待していたのですが、
考えてみれば家族などの代表の方が並んでいる訳で。
Ilyaたちの目の前で「はい、ここで受付終了です~」と
スタッフさんにいわれて残念な結果に・・・(T-T)

でも「アニマルレスキュー」のツアーチケットはゲットできました。
こちらは先着6名で締め切りだったようです。よしよし。

アドベンチャーワールドはあちこちにお客さまを楽しませる工夫が。
入り口の噴水で、フツーにペンギンさんが泳いでいるし(笑)

そういえば、昨日、めはりずしをいただいたカフェのお店の方がいっていたのでした。

「上野にパンダが2頭来たと大騒ぎしていたけれど、こっちには8頭もいるのにね」
「でもこっちは民間の企業だから・・・やっぱり国立とは違うからかしらね」と。

ああ、でもだから動物園というよりディズニーランドっぽい雰囲気があるのかもしれません。

だってさっそく、ぱんだ好きのIlyaが思わず立ち止まっちゃうぐらいの宝の山!(笑)

そして真っ先にいったパンダエリアも、その違いはあきらか。

上野の動物園だと、せっかくパンダさんに会えても立ち止まると
係の人に「とまらないでくださーい」と注意されて、早々に流されてしまいますが、
こちらでは、かぶりつきで見ていられるし、平日だったせいか、そんなに混んでいないし。



そして、何よりふたごのパンダの「海浜(カイヒン)」「陽浜(ヨウヒン)」がアクティブで。
食欲も旺盛。竹の葉っぱをもりもり食べていました。





ああ、もうこれなんかまさしく「たれぱんだ」(笑)



パンダさんもこの暑さにはまいっていたようで、氷の石に抱きついてたれていました。
竹を食べるわ、寝っ転がるわ、歩き回るわ、で見ていて本当に飽きなかったですね。

もう、本当にかわいすぎる!(≧∀≦)
30分以上、見ていたんじゃないかなー。

アドベンチャーワールドは他にも見所はたくさんで、
海獣館でイルカさんたちの華麗なジャンプのショーを見たり、
「ウォーキングサファリ」で、キリンさんのエサやり体験をしてみたり。
(キリンさんの舌は、分厚くてざらざらしていて「エサを舐めとるぞ!」という強い意志を感じました(笑))
ライオンさんのエサやり現場をケニアバスに乗って見学したり。

お昼は園内のレストランへ。

まるでピカチュウのような(笑)、パンダ煮込みハンバーグ。



ここのレストランでは自由に落書きができます。

Ilya書、題して
「アドベンチャーワールド 新珍種シリーズ。
ねこらいおん、うましかきりん、まぐろいるか、ぱんとぱんだ」



そして閉園近くになって「アニマルレスキュー」のツアーへ。
ジープを運転するスタッフのお姉さん、
小柄で笑顔がとてもかわいいけれど、トラさんの飼育担当だとか(^_^;)
「アニマルレスキュー、しゅっぱーつ!」
と、管制塔に無線で伝えると、ものものしい鉄製の扉が開いて、
6名のツアーメンバーを乗せたジープは、肉食獣エリアへ。

そこで、お姉さん、

「はい、このアニマルレスキューでは何を体験していただくのかというと、
閉園のお手伝いなんですねー。
自分の檻に帰ってもらうために、
このジープともう一台のジープで動物を追っていくツアーなんです。
まずはヒグマさんからいきますよー。かなり揺れますのでしっかり捕まっててくださいねっ!」

というや否や。

のんびり水遊びしていた2頭のヒグマに向かって、
クラクションを激しく鳴らして、ジープは急発進!(゜ロ゜屮)屮



びっくりして逃げ出したヒグマをさんを更にジープで追って、
飼育檻の方向へ誘導していくんですよ。
もう、びっくりしたのはヒグマさんだけじゃなくて、Ilyaもです(苦笑)
また敷地内は道なき道、アップダウンも激しくて揺れること揺れること。

そして今度は雄ライオンの群れを、同じように追って。
でもライオンさんは慣れているのか、ジープを恐れることなく
悠然と歩いて檻に向かって歩きだした・・・と思ったら、目の前でケンカが始まるし。


あんなふうに体当たりされたら、こんなジープなんかひっくりかえりますって、ひゃあ~。(^_^;)

パンフレットの宣伝文句どおり、なかなかスリリングなツアーでしたよ。
これは子供だけじゃなく、大人も十分楽しめますね。

夕日の絶景スポットで名高い円月島にも行ってきました。



ぽっかり真ん中に空いた空洞から夕日が見えるところからは
少々ずれていましたが、それでも、とてもきれい。

明日は、3日めの旅行記をアップしたいと思います。

もう少し、おつきあいくださいね。

2012年7月21日土曜日

Ilyaの夏休み。1日目、熊野古道へ。


Ilyaのだんなさんが急に1週間、休暇を貰えることになりました。

何でもこの機会を逃すとしばらく長期休暇は難しくなる、ということで、
「なら、旅行に行く?」といったのが始まり。

場所は、以前から行きたかった、世界遺産の熊野古道、
ぱんだ好きなIlyaはアドベンチャーワールドの双子のぱんだ、
海浜(カイヒン)、陽浜(ヨウヒン)にも会いたかったので、お泊まりは南紀白浜に決定。

連休最終日の16日の早朝に羽田から飛行機で南紀白浜空港へ。
8時半には、南紀白浜の道をレンタカーで走っておりました。

せっかく旅に出たのだから、その土地でしか食べれない美味しいものも食べたいですし。
で、事前にいろいろと予習をしておりまして(笑)
最近パン作りに凝っている、Ilya。
「もんぺとくわ」というパン屋さんの情報を見つけたのでした。
クチコミ情報もなかなかのもの、毎日、大勢のお客さまが買いにくるらしいし、
そこにはカフェも併設されているという情報みて期待まんまん。

「いってみちゃう?」「ちょっと早いお昼ごはんするか」と話はまとまり。
そちらにナビを設定して、ぶん、と車を出したのでした。

ところが。これが意外と遠かった(^_^;)
しかも「こんなところにパン屋を作ってお客がくるの?」とだんだん不安になる山の中(苦笑)

ナビさまが示す場所は龍神村。
着いたところは本当に龍が住んでいそうな山深いところでした。


見逃しちゃいそうな手書きの駐車場の看板。
本当に通りすぎちゃうところでした。

そしてありえないぐらい急な坂道を上がっていくと、
(私はこの道は絶対に車であがりたくないです(^_^;))
もんぺとくわに併設されている古民家風カフェ、梅樹庵(めいじゅあん)が見えてきて。








そこでいただいたクロックムッシュ、クロックメイゲル、
日替わりスープ(ポテト&コーン)がめちゃくちゃ美味しかった!

クロックムッシュは、お肉とチーズが、クロックメイゲルは、お野菜とチーズが挟んであります。

何でもこちらのシェフは、横浜でフレンチの料理長などを勤めていたのだそう。
このお味にも納得です。遠い道のりを来た甲斐があったというもの。
あっという間に完食。
そして、私たちが一番乗りだったのに、食べ終わる頃には満席。




お会計の時に、その柱に飾られていた写真をふとみたら、
梅樹庵前で撮った、秋篠宮殿下とのご家族のお写真が(゚◇゚)

「秋篠宮さまはよく龍神村にいらっしゃるんですよ。これはご家族でいらした時の貴重な写真です」とのこと。

本当に、ごちそうさまでした。

 


併設されていた、パン屋のもんぺとくわでは
木彫りの人形がお出迎え。
焼きたてのパンをいくつか買って、ほくほく。
ウワサどおりの滋味あふれるおいしいパンでしたよ。

また行ってみたいなぁ。
気軽に行くにはちょっと遠いですけれどね(笑)








そして一路、熊野古道めぐりへ。

世界遺産、熊野古道といってもその範囲は広大。
高野山、熊野本宮大社、那智の滝とかは全く別方向なので、
今回のゴールは熊野本宮大社にして、その途中の古道をすこし歩ければ、と思いまして。

そこで、お気軽に古道歩き体験ができる道の駅「ちかつゆ」へ。
そこを拠点にして「近露王子(ちかつゆおうじ)」「牛馬童子(ぎゅうばのどうじ)」まで歩くことに。

熊野古道は、平安時代~鎌倉時代にかけて、
修験者が熊野大社へ参拝するための信仰の道でした。
「○○王子」と呼ばれる熊野の遥拝所である王子社があり、
その数の多さから
九十九王子(くじゅうくおうじ)と呼ばれいて、
熊野参詣の旅を続ける人は、ここで熊野大社を遠く拝み、休憩してまた旅にでたそうです。




木漏れ日の中に静かに佇む、近露王子の石碑。
セミの鳴き声も今年初めて聞きました。

そしてもうひとつの見所、「牛馬童子」へ。
ここは緑深い、熊野古道の入り口のひとつ。



「熊野古道って涼しいイメージがあるけれど」と何人かの方に言われましたが、
ちょうどこの日から梅雨明けになったそうで、ものすごく暑かったです(^_^;)
そして、前日の雨で小道に雨水が流れて滑りやすく、歩きづらいことといったら。

歩くこと20分ほどで箸折峠に到着。






これが熊野古道、見所のひとつの「牛馬童子」。ちっちゃ!(笑)

Ilyaの膝ほどの小さな石像です。
そしてお隣が、役ノ行者なのだそう。

この僧服の石像は、位を追われた花山天皇が失意とともに
牛と馬にまたがって熊野詣にでた旅姿であるとも言われてます。
「箸折峠」という名前も、花山天皇がこの場所で食事をとった際、
萱を折って箸にした為、その名がついたと伝えられているそうです。

でもかわいらしい石像ですよね。



こちらも静かな林の中。
木々と草と土の香りがいっぱい。
深呼吸、深呼吸。

でも、行ったら戻らなくちゃならない訳で(苦笑)、ここで終了。
おおよそ1時間程度の「なんちゃって熊野古道体験」でした。

途中、ちょっと河原に出て、疲れた足を冷やしたり。
川水で足を浸したの何十年ぶりでしょうね。
冷たくて、気持ちよかったですよ。

そして、車のありがたみを感じながら、終点の熊野本宮大社でお参り。

 

またちょっと小腹がすいてきたので、こちらの郷土料理、
高菜の浅漬けの葉でくるんだ「めはりすし」をひとつまみ。



何気ないお弁当用のおにぎりなんだそうだけど、
出来たては、まだほかほかで、美味しかったですよ。
「目をみはるほどおいしい」から「めはりずし」なんですって。なるほど~。







そんなこんなで往復100キロぐらい運転して白浜までお戻り。
オーシャンビューのお宿に到着、くつろいだのでした。





美味しいビールと海の幸に舌鼓。
いさきのお造りと、流れ子の煮付け。



こちらではとこぶしのことを「流れ子」とよぶのだそう。
ビールも美味しかった!(笑)







そして2日めのお話は。

ちょっと長くなったので、また次回にしましょうね。(*^_^*)

2012年7月11日水曜日

ほおづき市にいってきました。


10日、お友達の美女2人と浅草寺のほおづき市に遊びにいってきました。

美女のうちのひとりはすてきな浴衣姿。
んんん。すてきすてき。

Ilyaなんか、歩くと思ったから誰がなんといおうとズック姿ですけれど(^_^;)
「私はぺたんこサンダル」なんてもうひとりの美女もいっておりましたが、
いやいや、髪をおろした姿、初めて拝見しました。すてきでしたよ。
写真載せれないのが残念ですねぇ~(笑)

梅雨の晴れ間のいいお天気でした。
暑いけれど、木陰は涼しくて、時折、風も心地よく。

そして青い空にスカイツリー!
こんなに間近で見たの、初めてかも!


「歩いていけそう!」と思ったけれど、
たぶん、スカイツリーがあまりにも大きいからそう思えるのでしょうね(笑)

境内にはたくさんのほおづきを売っているお店が。
ほおづきって、「酸漿」と書くんですね。
知りませんでした。

鉢で売っているところや、枝売り、バラ売りしていたり。

風が抜けると、からりからりとあちこちで江戸風鈴の音。


ほおづきの鮮やかな朱色、緑色。


あんまり暑くて、かき氷をテイクアウトして、美女3人で、しゃくしゃく。

Ilyaが頼んだ抹茶あずきミルク、氷がふわふわ。抹茶のシロップもそんなに甘くなく、
びっくりするぐらいのボリュームだったけれど、ペロリと完食。
写真撮ろうと思ったけれど、氷が溶けるスピードに追いつけず、断念。
思いかけず「かき氷早食い選手権」になりました(笑)

でも、とてもとても、美味しゅうございました。
また、あそこのお店のかき氷、食べたいなぁ。

とてもすてきなお休みでした。

楽しかったですね。
また、おつきあいしてくださいね。