2016年3月23日水曜日

植物も人間も、愛情は必要ですね。

関東でもサクラの開花宣言がでましたね。

サクラでだけじゃなくて、いろんな花が
一斉に咲きだしたような気がします。

Ilya的には、団地の中のユキヤナギが咲くと、
「春がきたなぁ」という感じがします。



ああ、でもバラの植え替えが後4鉢ぐらい残っているかな。
芽が動かないうちに早くやらねば~と、少々焦り気味ですよ。

ここ数年、
「植物は愛情と手をかけてあげるとちゃんと元気に育ってくれる」
というのを実感しています。

以前は「なんでちゃんとお水やっているのに枯れるんだろう」と
思うことが多々あったのですよ。

でもね、植物も人間と同じですね。
ただ、お水をあげているだけじゃ、まだまだ愛情がたりない。

気がついた時に「元気かな?」とちゃんと様子をみてあげて、
時々は肥料もあげて、お日さまに当ててあげたり、
植物の気持ちになって、喜ぶことをしてあげないとですね。

植物たちに上から目線で、
「ちゃんとお水をやっているのに」とふくれているようでは、
まだまだなんだな、だと(笑)
人間相手だったら、失礼ですよね、本当に。(≧∀≦)

今年はクリスマスローズもきれいに咲いてくれました。


ご近所の方も「もっと(よく見たいから鉢を)上に置いてよ」と、
置き場所のリクエストまでありましたよ(笑)
ちょっと背景がアレですが、
今、いりあ自宅で咲いているクリスマスローズはこんな感じ。


今年のバラも、来年のクリスマスローズも、
たくさん、きれいに咲いてくれますように。

まだまだ園芸は初心者なIlyaですが、がんばりますー( ´艸`)

2016年3月11日金曜日

ユーカリ・シトリオドラとサンショウの関係。


先日、アロマの講座の時のことです。

「ユーカリの種類と精油の香りの違い」について説明して、
「ユーカリ・シトリオドラ」の精油の香りを嗅いでいただいた時、
「あ、この香り、サンショウに似ている!」とおっしゃっていた生徒さんがいたのです。

「ユーカリ・シトリオドラ」は別名「レモン・ユーカリ」と呼ばれている精油。
その名前の通り、ユーカリなのに、レモンのようなつんっとした香りをしていて、
生徒さんでも「好き・嫌い」がはっきり分かれる精油です。
夏の季節になると「虫除けスプレーに使われる香り」
といわれれば思い当たる方も多いのではないかしら。

「サンショウ」って、あの葉っぱのサンショウですよね。
これからの季節、タケノコに「木の芽」として添えたり、
鰻重にはかかせない香辛料だったり。

「ね。そうだよね、サンショウだよね」と生徒さん同士で盛り上がる中、
そういわれてみれば、確かに似てるかも・・・。
と思った時に、ふと。

そういえば、ユーカリ・シトリオドラの精油は、虫除けの他に筋肉痛など鎮痛にも使う精油。
サンショウの精油も、確か身体を温めたり消炎効果があったような?

「これはきっと同じ成分が入っているのに違いない、効能も似ているのかも」
と思いついて、講座の後で文献をひっくり返して調べたらドンピシャ(笑)

ユーカリ・シトリオドラも、サンショウの精油も、
アルデヒド類のシトロネラールがしっかり成分表に入っていました。
きっと、このシトロネラールの香りを生徒さんは嗅ぎ分けたんですねぇ。
すごい。すごい。

「人間の嗅覚はイヌよりも劣る」というのはわざわざいうまでもないこと。
でもね、ヒトの嗅覚だって、実はとてもすごいんですよ。

なんと一兆種類の香りを嗅ぎ分ける能力があるんですって。
この情報は、科学雑誌「Science」に発表された論文の記事から。

アメリカのロックフェラー大学の研究班が
「128種類の香りから10種類から30種類を選んで混ぜて作った
複合的なニオイを嗅いでもらい、それぞれを区別できるかを調べる」
という実験をして推計したそうです。

その結果、50%ほどの共通の香りを持っている複合的なニオイでも、
大部分の被験者が違いを当てることができたそうですよ。

ただ、それを言葉とイメージで合わせるのはヒトは苦手らしいです。
違いは嗅ぎ分けられても例えば
「ピーナッツバターのにおい」をあてるのは難しいということ。
きっと、みんなそれぞれ「ピーナッツバターの香り」の認識が
微妙に違うからなんでしょうね。

香りって、本当に面白いですよね。

ここで妙に感動してしまうIlyaは、
やっぱり「香りオタク」なのかもしれません(笑)

「サンショウ」の精油は「ユズ」など、
「和精油」を扱うYuicaなどで、販売されていますよ。
機会があったら、ぜひ、香りをお試ししてみてくださいね。


2016年3月8日火曜日

いりあのアロマ講座(シアバタークリーム作り編)




少し暖かくなってくると、チューリップを飾りたくなります。
定番の菜の花とふわふわなテマリソウが、
いりあの玄関でお出迎えしていますよ。(*^▽^*)

日曜日はいりあのアロマ講座でした。

いりあのアロマ講座は不定期開講です。
講座の内容も、
「じゃ、今回はこんな講座でこんなクラフトを作って」と
生徒さんとご相談して決定します。

「以前作ったアレ、また作りたいんですけれど」
なんてご要望にもお応えします。

基本料金は、1講座1クラフトお持ち帰りで、
2600円とお手頃なので、お気軽にご相談くださいね(≧∀≦)

で、今回は、そんなパターン。

「あのシアバタークリーム、お友達とご一緒にもう一度作りたいので」
ということで開催されたのでした。

今はとても便利なもので(苦笑)
手作りのハンドクリームのレシピは、
ネットで検索するとたくさんでてきます。

大抵は「乳化ワックス」という基材と
オイル類と精製水で作るレシピなのですが、
手作りクリーム作りになれていないと
オイルと水が分離して、上手にできなかった経験がある方も多いのではないかしら。





実は、Ilyaが作るクリームは「ミツロウ」も加えます。

そして、ひたすらよく混ぜること。
仕上げのタイミングを間違えないこと。






すると失敗する確率もぐんと減るのですねヾ(^v^)k

できあがりのクリームのテクスチャは、、
よくLOFTなどでかわいい缶に入って販売している
「スチームクリーム」みたいなイメージで作ってみました。

空気をよく含んだクリームは、ふわふわしていて、
つけた後はしっとり潤うな感じです。
クリームの伸びもとてもよいですしね。

生徒さんのリピーター率も高いレシピですよ。

みなさんいろいろ悩んで精油をブレンドして
お気に入りの香りのクリームを製作していましたよ。
今回は、ギンバンカ・アンデスの精油が人気でしたね。
ラベンダー&パチュリの組み合わせもとてもよかったです。

ぜひみなさんもいりあにクリーム作りにいらしてくださいねー。

2016年3月4日金曜日

魔女っ子Ilya、原宿ラフォーレに行く


原宿ラフォーレミュージアムで開催されている、
「魔女の秘密展」にお友達といってまいりました。

公式HPはこちら↓
http://majo-himitsu.com/top.html

原宿、しかもラフォーレなんてすごく久しぶり(笑)
ラフォーレの最上階にミュージアムがあることさえ知らなかったです。
内容にとても興味があったのだけど、
「JKばかりだったらどうしよう」と思っちゃいましたよ(^_^;
でも、中に入ってみたら意外と年配の方や男性もいたりして
落ち着いた雰囲気でした。

この催し、ヨーロッパに古くから伝わる魔女の歴史が学べる展覧会です。
ドイツやオーストリア、フランスの博物館から、
魔女に関する珍しい所蔵品を集めて解説しています。

中には魔女裁判の様子を再現したコーナーや
実際に使用されたらしい拷問器具の数々も展示していますよ。

とげとげしている拷問椅子や拘束具を見ていると思わず身震いが。

中世のヨーロッパでは、ペストや飢饉が流行したりすると、
民衆の不満のはけ口として「魔女狩り」が行われたのでしょうね。

本来、魔女とは、薬草や医術に詳しい人々のこと。
それがいろんなところでねじ曲げられて、
悪魔の手下とか民衆に悪さをするとかいわれるようになったのかもしれません。

この展覧会では、音声ガイドが2種類選べます。
子供やファミリー向けの「白猫バージョン」と
ちょっとおどろおどろしい「黒猫バージョン」。

どっちにしようかとお友達と迷って・・・
いいえ、それほど迷わず(笑)黒猫バージョンをチョイス。
ちょっと怖い佐々木蔵之介さんのお声がなかなかすてきです。

で、その音声ガイドの受付時に、
「魔女の帽子付き音声ガイド」にしてみたのですね。
まあ、展覧会巡るのにちょっと気分でで楽しいかな、と思いまして(笑)
お友達は笑っていましたけれど。
「きっと中にはたくさん、帽子かぶった人がいるだろう」と思っていたのに、
意外といなかったですよ、残念~(^_^;

そう、何でこの展示会にきたかといえば、
やっぱり魔女と薬草とアロマは無関係ではないから。
精油だって、錬金術の賜物ですからね。

精油を製造したであろう蒸留器や薬草をつぶしたであろう乳鉢とかも展示してあって。
今のものとは全然形も違いますよ。

魔女たちが年に1度集う「ヴァルプルギスの夜」には、
箒ではなく、「空飛ぶ軟膏」が欠かせなかったなんてお話はご存じですか?
その秘薬の調合は、音声ガイドでは「7つの薬草」としか解説されていなくて。
「うーん、知りたいなー」なんて思っていたのですよ。

だって自分で材料集めて作れたら面白いじゃないですか(笑)


なんて、思いながら、展覧会を出たところのグッズ売り場を見ていたら。
「あ、この本、そういえば持っているし、
そこに空飛ぶ軟膏の話も出ていたな」と思いだしたのが、
西村佑子著「魔女の薬箱」。

仕事場に戻って、いりあコレクションの参考図書の本棚からその本を見つけて
ページをめくったら・・・「空飛ぶ軟膏」の記述がありましたよ、確かに。
しかもレシピも3つほど紹介されているし。

そのひとつを抜粋してみると・・・。

「ドクムギ、ヒヨス、ドクニンジン、赤と黒のケシ、レタス、スベリヒユをそれぞれ0.0648g」
「これらすべてを合わせたもの4に対して、油6」
「この混合物に31.103gにつき、テーバイのアヘン1.296gを加える」

あはは・・・(^0^;)
集めるの、無理でした(笑)

ドクムギもヒヨスなどもすべてちゃんと実在している植物ですよ。
でもこの調合を見ると実際に「空を飛んだ」のではなく「意識が飛んだ」んでしょうね。
こわいこわい。


まあ、魔女っこのまねはコスプレぐらいにしておきましょう(笑)

でも、「帽子付き音声ガイド」の帽子、レンタルだと思っていたら、
「お持ち帰りしていいですよ」といわれてしまって・・・。


どうしましょうね、これ。
しばらく、仕事場に飾っておきましょうかー。
これかぶってお仕事したら、事務しごともはかどるかしら(爆)

今日もとても楽しい一日でした。



こちらはお昼に食べた、黒カレーのランチセット。
お付き合いしてくれた、お友達にも感謝です。
また遊びにいきましょうね。(*^▽^*)