2009年11月25日水曜日

チョコレートマーブル石けん、解禁しました☆


先月仕込んだ、チョコレートマーブル石鹸、解禁しました!

これが、もう、なかなかの出来でして。

カカオパウダーを石けん生地に混ぜ込んで、
マーブル模様にして遊んでみました。

また、今回使った型は、ホールケーキ型。
なので、1カット=100g前後のショートケーキのような形です。

材料のこだわりは、 「人間の皮脂に一番近い」といわれる、
パルミトレイン酸を含んだ、マカダミアナッツオイルと
保湿効果に優れて、石けんに固さを出す カカオバターを10%配合したこと。

香りは精油ではなく、
石けん用のチョコレートフレグランスを使用したのですが、
香りも、ぱっちり残りました。

昨夜、お試しで身体を洗ってみたのですが、
バスルーム中、甘い香りでいっぱいで幸せになりましたよ☆

やっぱりフレグランスの威力はすごいです。
でもあんまり、フレグランスを使いすぎると、
それこそ、どこぞの「○ッシュ」の石けんと変らなくなるから、
Iiya的には、ほどほどにしておきたいのですけれどね。

とてもきめ細かい泡立ちです。
溶けくずれも、全く問題なし。

洗い上がりは、ココアバターの保湿の威力を感じられます(*^_^*)

とりあえず、材料のご紹介。

<材料>

ココナッツオイル・オリーブオイル・パームオイル・
スイートアーモンドオイル・マカダミアナッツオイル・カカオバター・
精製水・苛性ソーダ

<オプション>

カカオパウダー・チョコレートフレグランス

☆1カット=100gぐらい。 ph8 鹸化率90%


今回は試作なので、限定5個ですが、 1カット=600円で、お譲りします。

「試してみたーい」と気になった方はお早めにご連絡くださいね。
このチョコレートマーブル石鹸は、 今のところ、2バッチ、量産を予定しています。
(1バッチ=約100g石鹸が6ヶできます)

そちらのご予約や、詰め合わせのギフトなどのご相談もお気軽にどうぞ!

2009年11月23日月曜日

ヒバの香り。

駅の構内を歩いていたら、ふと覚えのある香りがIlyaの鼻をくすぐって、
「どこだろう?」ときょろきょろと見回したら、
青森の物産展で、ヒバ製品が売られていたのでした。

ヒバの香りって、土っぽい、湿った樹木の香り。
ヒノキの香りのほうが、ちょっとすっぱく、明るい感じがします。

西洋からやってきたアロマテラピー用の精油としては
ヒバの精油は、あまり一般的ではありませんが、
最近は「和精油」といって、柚子やヒノキ、クロモジのように
日本古来からある植物の香りの効能の研究も進んでいるようです。

Ilyaは、ヒバのおかくずを1カップ購入。
1カップ=110円ですから、安い、安い。(笑)

ヒバの香りの成分は、ツヨプセン、セドロール、ヒノキチオール。
効能は、鎮静・防虫・殺菌・抗菌。

ツヨプセンという成分が、ヒバならではの心地よい香りの素なのですね。

さっそく自宅に戻ったIiyaは、綿の小袋におかくずを詰めて、
タンスの引き出しに入れる、防虫サシェを作りました。

まるで深い森の中にいるような、いい香り。

枕元においても、よい夢をみられそうです。

2009年11月17日火曜日

11月の雨の香り。

雨の中をお買い物ついでに、てくてくとお散歩してきました。

11月の雨の香りって、
また別の季節の雨とは違う香りがしますね。

きんっと冷えた、硬質な雨の香り。
これって、春とか梅雨時期とか、夕立とか、
真冬のせつない雨とも違う、香りです。

たまには雨の中のお散歩もいいものですね。

2009年11月15日日曜日

「黒い食べ物」とそれを摂る時期について。

さて、今日はいりあのアロマテラピー講座でした。

今回はPMSにからめて、女性ホルモンや栄養素についてお話しました。

そこでお話した、「黒い食べ物」についての補足です。

ミス・ユニパースの公式栄養コンサルトである、エリカ・アンギャルが著した、
「世界一の美女になるダイエット」という本の中でも紹介されていましたが
(ごめんなさいね、講座中にはどうしても彼女の名前がでてこなかった(泣))

「黒い食べ物」は積極的に摂ったほうがいいようです。

例えば、白米より玄米を、食パンより胚芽パンを、
白砂糖より、黒砂糖を・・・といった具合に。

黒い食べ物は、すべてお腹持ちはよいし、栄養価も高いです。
「白いもの」というのは、精製されて
余分なものが取り除かれているのですが、
その「余分なもの」こそ、
大切な栄養素というのが多く含まれているのですよ。

だから、エリカさんの理論には、Ilyaも賛成ですし、
Ilyaも積極的に、食事に取り入れるようにしています。

ただ。

インドの伝統医学アーユルヴェータ的見地からいくと、
そうむやみやたらと、黒い食べ物ばかり
摂ればいいってもんじゃない、とも思います。

黒い食べ物が腹持ちがいい=消化が悪い・重たい

ということにつながるのですよ。

月のサイクルに支配されている女性は、
生理中・妊娠中・授乳中は、 ヴァータ(風)の気質が強くなります。

ヴァータが強いときは、できるだけ、
「温かくて消化のよい、適度に油を含んだ食物」
を摂るほうがいいので、消化の悪い玄米類は避けたほうがいいです。

その他、ヴァータ時期に避けたほうがいい食物のキーワードは、「苦い」もの。
これはコーヒーとか緑茶とか、ゴーヤ類ですね。

「でもアーユルヴェータってしょせん、民間療法で根拠なんかないんでしょ?」
と、いいたくなるかもしれませんが(笑)

でも西洋医学的見地からみても、
「PMSの場合、カフェインは摂らないほうがいい」といわれてますから、
これも納得できるのですよ。

またゴーヤの果皮に含まれるモモルデシンとチャランチンという苦味成分に
血糖値を下げる効果があるので、生活習慣病にはとてもいいのですが、

生理中は、「無性に甘いものが食べたくなってしまう」というように、
身体が「低血糖状態」になりやすくなります。

だから脳内のブドウ糖値が低くなって、
眠くなったり、集中力がなくなったりするという、
生理中特有の症状がでてくる訳なのですが、
そこへさらに、低血糖状態にするゴーヤを食べる必要はなかろうと。

だからこれも西洋医学とアーユルヴェータの見地は一致しているわけです。

アーユルヴェータも、
アロマテラピーも、同じ「代替療法」です。
(というより、アロマテラピーの源流がアーユルヴェータなのですね)

精油の成分の勉強することも、もちろん大事ですけれど、
それだけじゃ、なかなか使えないです。

栄養学や、解剖生理学などもとても大切な要素なんだな、
とIlyaは、いつも思います。

写真はいりあの店先のある、ブルーベリーの紅葉。
今年はとてもとてもきれいですよ。

2009年11月9日月曜日

抹茶の市松模様石けん。

茶油をメインに、抹茶をオプションに使って、市松模様の石けんを作りました。

茶油はさっぱりとした洗い上がりが特徴。
まだ型出ししたばかりなので、解禁は12月半ばだけど、
今からとてもお試しが楽しみ。

市松模様って単純な模様ですけれど、
きれいに出すのは本当に手間がかかります。

本当に「うまくできた!」と納得できたのは、
たった3~4カットだけ(笑)

もう少し、丁寧に作らなきゃダメですね。
でもこればかりは、型出ししてカットしないと
出来を確認することができないし。

まあ、市松模様がズレても、
石けんとしては、何ら変りないので、
「ご自宅用ボディソープ」として、
惜しみなく使っていこうと思っています。