さて、今日はリキッドソープのお話。
Ilyaではキッチンの食器洗い用洗剤や、 シャンプーは、
手作りのリキッドソープでまかなっています。
固形の石けんは苛性ソーダと油脂を反応させて作りますが、
リキッドソープは、苛性カリと油脂、
そして反応を促進させるためにエタノールを加えて作るんですね。
作り方もリキッドソープのほうが簡単です。
準備してから15分ほどで「リキッドソープの素」はできちゃいますし、
手作り固形石けんのように、「1ヶ月熟成」なんてしなくても、
その「素」を精製水で希釈して溶ければ、翌日には使えます。
で、これがその「リキッドソープの素」。
でも、保温して翌日になると、かちかちの透明な塊になります。
ちょっとそれをつついてみると・・・。
「Tin・Tin・Tin!!」
ガラスのビンと共鳴するのか、 ちょっと不思議な響きがするのですよ。
硬質の、金属を叩いているような、そんな音。
「Tin・Tin・Tin!!」
Ilyaはこの音に耳を澄ますのが大好きです。(*^_^*)
で、この塊をビンごと湯煎にかけて、 また、ちょっとジャム状に戻して、
使いたい分だけ取り出して、精製水に浸しておけば、
1日ぐらいで、自然に溶けてくれます。
キッチン用で使うならば、 オイルは安価だけど保湿効果の高い、ひまわり油をメインに、
香りは、抗菌効果のある、クローブ&レモンで。
「これ、ハンドソープじゃないんですか??」と、生徒さんもびっくりしていた、
とってもお肌にやさしい、食器洗い洗剤の出来上がりです~☆
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