2009年3月17日火曜日

野生のラベンダーの精油。


先日、フィトアロマ研究所さん主催の「精油成分分析表の読み方講座」に参加してきました。

今回の講座では、ラベンダー精油をメインの勉強会で、いろいろなラベンダーの精油を試香させていただきました。

一口に「ラベンダー精油」といってもいろいろな種類があって、
それぞれ効能も香りも違うのですよ。

真正(トゥルー)ラベンダー・スパイクラベンダー・ラベンダーエストカス・・・etc。
そのくらいなら、Ilyaもアロマセラピストのはしくれ、知ってはいましたけれど。

中には「ラベンダー・カシミール」なんて、
インド産のラベンダーもあったりして!(笑)
「これがラベンダー??」と思わずいってしまうような、独特の香りでしたね。

Ilyaが一番気に入ったのは「野生のラベンダー」の精油。

いつも使っているフランス産のラベンダー精油よりも、
もっともっとふわっと、軽い香り。
草原の中で深呼吸したくなる、青い草の香りも含まれているような。

その野生のラベンダーの香りに、ひとめ(嗅ぎ?)惚れちゃったIlyaは、
授業中だというのに思わず、「これ、ください!」と叫んじゃいました。(笑)

成分をフィトアロマ社のラベンダーOGと比べてみると、
ラベンダーの主成分である酢酸リナリルは34%とやや高め。(OGは27.89%)

けれど面白いことに、β-カリオフィレンが5.22%も入っているのですね。
これは他のラベンダーの中でもダントツに多いです。

このβ-カリオフィレンって、
ブラックペッパーやイランイラン精油の特徴成分で、
月経前症候群(PMS)やマタニティーブルー、更年期障害など、
ホルモンバランスの変化に伴う不安や憂鬱を軽くする効果があると言われています。

トリートメントの時に選ぶ精油に、ちょっと面白いご提案もできそうですよ。

ご興味がありましたら、ぜひ香りを確かめに来てみてくださいね。(*^_^*)

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