原宿ラフォーレミュージアムで開催されている、
「魔女の秘密展」にお友達といってまいりました。
公式HPはこちら↓
http://majo-himitsu.com/top.html
原宿、しかもラフォーレなんてすごく久しぶり(笑)
ラフォーレの最上階にミュージアムがあることさえ知らなかったです。
内容にとても興味があったのだけど、
「JKばかりだったらどうしよう」と思っちゃいましたよ(^_^;
でも、中に入ってみたら意外と年配の方や男性もいたりして
落ち着いた雰囲気でした。
この催し、ヨーロッパに古くから伝わる魔女の歴史が学べる展覧会です。
ドイツやオーストリア、フランスの博物館から、
魔女に関する珍しい所蔵品を集めて解説しています。
中には魔女裁判の様子を再現したコーナーや
実際に使用されたらしい拷問器具の数々も展示していますよ。
とげとげしている拷問椅子や拘束具を見ていると思わず身震いが。
中世のヨーロッパでは、ペストや飢饉が流行したりすると、
民衆の不満のはけ口として「魔女狩り」が行われたのでしょうね。
本来、魔女とは、薬草や医術に詳しい人々のこと。
それがいろんなところでねじ曲げられて、
悪魔の手下とか民衆に悪さをするとかいわれるようになったのかもしれません。
この展覧会では、音声ガイドが2種類選べます。
子供やファミリー向けの「白猫バージョン」と
ちょっとおどろおどろしい「黒猫バージョン」。
どっちにしようかとお友達と迷って・・・
いいえ、それほど迷わず(笑)黒猫バージョンをチョイス。
ちょっと怖い佐々木蔵之介さんのお声がなかなかすてきです。
で、その音声ガイドの受付時に、
「魔女の帽子付き音声ガイド」にしてみたのですね。
まあ、展覧会巡るのにちょっと気分でで楽しいかな、と思いまして(笑)
お友達は笑っていましたけれど。
「きっと中にはたくさん、帽子かぶった人がいるだろう」と思っていたのに、
意外といなかったですよ、残念~(^_^;
そう、何でこの展示会にきたかといえば、
やっぱり魔女と薬草とアロマは無関係ではないから。
精油だって、錬金術の賜物ですからね。
精油を製造したであろう蒸留器や薬草をつぶしたであろう乳鉢とかも展示してあって。
今のものとは全然形も違いますよ。
魔女たちが年に1度集う「ヴァルプルギスの夜」には、
箒ではなく、「空飛ぶ軟膏」が欠かせなかったなんてお話はご存じですか?
その秘薬の調合は、音声ガイドでは「7つの薬草」としか解説されていなくて。
「うーん、知りたいなー」なんて思っていたのですよ。
だって自分で材料集めて作れたら面白いじゃないですか(笑)
なんて、思いながら、展覧会を出たところのグッズ売り場を見ていたら。
「あ、この本、そういえば持っているし、
そこに空飛ぶ軟膏の話も出ていたな」と思いだしたのが、
西村佑子著「魔女の薬箱」。
仕事場に戻って、いりあコレクションの参考図書の本棚からその本を見つけて
ページをめくったら・・・「空飛ぶ軟膏」の記述がありましたよ、確かに。
しかもレシピも3つほど紹介されているし。
そのひとつを抜粋してみると・・・。
「ドクムギ、ヒヨス、ドクニンジン、赤と黒のケシ、レタス、スベリヒユをそれぞれ0.0648g」
「これらすべてを合わせたもの4に対して、油6」
「この混合物に31.103gにつき、テーバイのアヘン1.296gを加える」
あはは・・・(^0^;)
集めるの、無理でした(笑)
ドクムギもヒヨスなどもすべてちゃんと実在している植物ですよ。
でもこの調合を見ると実際に「空を飛んだ」のではなく「意識が飛んだ」んでしょうね。
こわいこわい。
まあ、魔女っこのまねはコスプレぐらいにしておきましょう(笑)
でも、「帽子付き音声ガイド」の帽子、レンタルだと思っていたら、
「お持ち帰りしていいですよ」といわれてしまって・・・。
どうしましょうね、これ。
しばらく、仕事場に飾っておきましょうかー。
これかぶってお仕事したら、事務しごともはかどるかしら(爆)
今日もとても楽しい一日でした。
お付き合いしてくれた、お友達にも感謝です。
また遊びにいきましょうね。(*^▽^*)
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