先日の日曜日に、川口市立グリーンセンターの「薬草探索会」に参加してきました。
グリーンセンターに来るのも久しぶり。
ここは近場の緑のオアシスですねー(´▽`)
薬学会の方のご案内で園内を2時間かけてみっちり歩いてきましたよ。
「薬草」といえども毒草も同じ薬草。
まずはむやみに植物に触らないこと。
触った場合は、口に入らないように必ず手を洗うこと。
そんなご注意を最初にうけました。
例えば、いりあ自宅にもあるオモト。
根っこにロデキシンなどの強心配糖体を含むので、
多量に内服すると心臓マヒを起こすとか。ぶるぶる。
キョウチクトウとかも昔、小学校の校庭にあってきれいな花を咲かせていましたが、
あれもオレアンドリンなどの強心配糖体を含むそうなので、
最近は公園からも撤去されることが多いのだそうですよ。
でももちろん人のお役に立てば、それは薬草になる訳で。
こちらはハナイカダ。
春に葉の真ん中に花をつけて夏になるとこんなふうに実がつきます。
葉の中央につく花を「イカダに人が乗った姿」に見立てたとか。
昔は、葉の部分を解熱や下痢止めに用いたそうです。
で、こちらはジャノヒゲ。
薬用部分は根っこ。日干しにした後煎じて使用するそうで、
抗炎症作用、鎮咳、去痰などに。
これはヤマボウシ。
ちょっと街路樹で見かけるハナミズキに似ていますね。
ハナミズキは花被片の先がまるくなっているのに対して、
ヤマボウシでは花被片の先は尖っています。
そしてハナミズキは葉がでる前に花をつけますが、
ヤマボウシは葉が茂った後に花がつくそうで。
ふむふむ、なるほど。φ(..)メモメモ
果実は、甘みがあって生食できます。
滋養強壮によい薬用酒にもできるらしいですよ。
2時間もみっちり歩くと、もう覚えきれないほどの薬草を紹介され(笑)
とても充実した時間を過ごしましたよ。
お天気も曇りベースで、それほど暑くもなく気持ちよかったですね。
来年のあろま☆いりあの勉強会にお願いしてみようかなぁ。
そうそうもグリーンセンターには小さいながらもばら園もあるのでした。
そろそろおしまいでしたけれど、いくつかの品種はきれいに咲き誇っておりました。
こちらは、グラハムトーマス。
気品ある、イエロー♪(*´∀`)
そしてこちらはピンクのふちどりがふりふりでかわいい、ストロベリーアイス。
大温室をのぞいたら、シャンデリアツリーが。
これはつぼみで、
こっちが咲いたお姿。お美しい~♪(´∀`*)
たくさん、緑のシャワーを浴びてきましたよ。
たまにはこんな時間も必要ですね。
またそのうちのんびり散策しにいってきますー(´▽`)
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