今回の旅の前に、たっち☆あろまのメンバーと話していたこと。
「前回は2日間で4ヶ所を回る強行軍だったから、
本当に施術する場所の仮設住宅の集会所とか施設とかを回っただけで
通りすがりに南三陸の被災した防災ビルとか街とか見ただけだったんだよね。
だから、今回はもちろんアロマボランティアもするけれど、
いろんなところ見にいきたいし、お土産も買いたいし、
おいしいものも食べたいよね。」
Ilyaももちろん、賛成!
だから、2日の日程の合間に、
3ヶ所ほど仮設の商店街もまわってきました。
南三陸と、歌津と、気仙沼港の仮設の商店街。
地元の日本酒とか物色したり、たい焼きを食べたり。
気仙沼港では、お魚市場で海鮮三色丼も食べれたし、
並んでいる海の幸も豊富で、とてもにぎやかでしたよ。
海鮮三色丼、いくらもウニもマグロもぴかぴか♪
おいしかったです~(*^_^*)
こういうところからどんどん元気になっていくのかもしれませんねぇ。
今回は、初めて気仙沼港付近まで足を伸ばしたのだけど、
にぎやかな仮設の商店街のすぐそばでは、
まだガレキの処理をしているところだったりそのままだったり。
ここは、あの時、ニュースで見た、火の海になった漁港なんだ。
そのことを思い出すと切なかったです。
車窓から見た見た風景も、こんな感じ。
港からずいぶん離れた所に、地元の漁師さんが案内してくれました。
今でも、大きな貨物船がそのまんま。
この貨物船、廃棄するのにも巨額な費用がかかるらしく、
このまま、残そうか、という話も出たりしているのだそう。
「でも地元の人は反対している人もいるんだよね。だって見たくないでしょう、思い出すから」
本当に、そうですよね。
でも今、海は、こんなにきれいです。
ワカメの仮設の加工所なども見学してきました。
メカブが大きな網で水あげされるところも見て来ました。
「海の中に点々が見えるでしょ。手前がワカメの養殖で、牡蠣もあって・・・」
「夏に来い、んまいもの食わせてやるから」
「過去と未来が、いっしょくたになっている」
漁師さんの話を聞きながら、何か、そんなことをふと、思いました。
いえ、いつでもどこでも、そうなんでしょうけれど、
でも、ここでは、それが際立っているような。
目をそむけたくなるような過去と、きらきら輝いている未来。
そして、その両方を見つめている、現在。
そこで暮らしている人々は
みんな、にこにこ笑っていて、でもすごく力強くて。
この、気仙沼の、登り龍の松みたいで。
「また、会いたいな」
「また、来たいな」
今回の旅の途中、Ilyaは何度も思っていたのでした。
さて、今日はここまでにしましょうか。
続きはまた、明日。
明日で終りにします(笑)
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