2009年11月23日月曜日

ヒバの香り。

駅の構内を歩いていたら、ふと覚えのある香りがIlyaの鼻をくすぐって、
「どこだろう?」ときょろきょろと見回したら、
青森の物産展で、ヒバ製品が売られていたのでした。

ヒバの香りって、土っぽい、湿った樹木の香り。
ヒノキの香りのほうが、ちょっとすっぱく、明るい感じがします。

西洋からやってきたアロマテラピー用の精油としては
ヒバの精油は、あまり一般的ではありませんが、
最近は「和精油」といって、柚子やヒノキ、クロモジのように
日本古来からある植物の香りの効能の研究も進んでいるようです。

Ilyaは、ヒバのおかくずを1カップ購入。
1カップ=110円ですから、安い、安い。(笑)

ヒバの香りの成分は、ツヨプセン、セドロール、ヒノキチオール。
効能は、鎮静・防虫・殺菌・抗菌。

ツヨプセンという成分が、ヒバならではの心地よい香りの素なのですね。

さっそく自宅に戻ったIiyaは、綿の小袋におかくずを詰めて、
タンスの引き出しに入れる、防虫サシェを作りました。

まるで深い森の中にいるような、いい香り。

枕元においても、よい夢をみられそうです。

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