2014年1月31日金曜日

冬枯れの森の魅力。

ちょっとお天気が怪しかった1月の末に、
森林総合研究所 多摩森林科学園へお邪魔してきました。

この森林科学園、高尾駅北口徒歩15分程度のところにあります。


今回はちょっとした下見のつもりだったのですが
せっかくだからガイドツアーをお願いしてみました。

とはいえ、今の季節の森は見事なオフシーズン。
ご案内してくれるスタッフさんも困ってしまうのでは・・・・と
実はこっそり心配していたのですが(^_^;
担当してくれたスタッフさんは
広い園内を2時間みっちり、楽しくご案内してくれましたよ。

まずは園内にある神社にお詣りしてからガイドツアー、スタート。


歩きながらの木の実探し。
アラカシの実。コナラの実。帽子の形がちょっと違うし。
コナラの実は湿った土に落ちると一週間ぐらいで発芽するそう。
ほら、これなんかもう根がついているし。



ヒノキの実は思ったよりも小さくて、葉っぱと一緒にくっついているんですね。



テーダマツの実もたくさん落ちていました。
大きくてかっこいいけれど、とげとげに注意。



越冬する虫の幼虫も、あちこちみかけて。

残念ながら森林化学園のアイドル、ムササビくんには会えなかったけれど、
ムササビくんが食べた葉っぱを発見。
こんな風にまるくちぎれた葉っぱがそうなのだとか。


柿の実もよく食べるそうです。

ああ、スギの雄花もありました。
まだ、つぼみでしたが、2月半ばにはあの黄色い花粉が・・・(笑)



サクラの保存林地区もあって、そこには1700本ものいろいろな種類のサクラが植えられています。
サクラも種類によって咲く微妙に時期が違うので、長くお花見が楽しめるそうですよ。



それにしてもご案内してくれたスタッフさんのガイドは
樹木だけでなく、虫や鳥などにも詳しくて、本当に面白かったです。

きっと違う季節に来たら同じ森でもまた違う魅力があるんでしょうね。

そのうち、あろま☆いりあの野外勉強会でまたお邪魔したいです。

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