2013年9月13日金曜日

香りと記憶。


飯能のお土産にヒノキチップをいただきました。

埼玉県の南西部にある飯能ってヒノキ、スギ材の産地だったのですね。
飯能市のHPを見ると、
反応しにある森林は、その86%がスギ、ヒノキなどの人工林で
そこから採れる木材は「西川材」と呼ばれているそうです。

Ilyaは生まれも育ちも埼玉ですが、初めて知りました(^_^;

いただいたヒノキチップはよく見ると断面が全部ナナメにカットされています。
そうすることによって、ヒノキのあのすがすがしい香りがたつのですね。

ヒノキの香りを嗅ぐと、Ilyaは、いつも神社の拝殿を思い出します。

しん、とした空気。
白いヒノキの拝殿の奥にはきらりと光る宝鏡。
真鍮製の大きな鈴。麻縄や、紅白・五色の布。
それを振り動かして鈴を鳴らして、お詣りをして。
その雰囲気すべてを含んでいる、ヒノキの香り。

Ilyaにとってはヒノキは「神聖な香り」です。

先日とある施設で、山歩きが趣味だったご高齢のご婦人とお会いする機会がありました。
今は車イスの生活のそのご婦人は、ヒノキの香りが気に入られたようで、
ずっと熱心にヒノキの精油の香りを嗅いでおられたのが印象的でした。
その方にとっては、昔歩いた山の香りを感じたのかもしれません。

香りを嗅ぐだけで、あの時のあの場所に一瞬でトリップできるんですね。

香りと記憶。
とても不思議です。

さっそく湯船に浮かべてヒノキ風呂気分。
5日ほど使ったら、天日干ししてよく乾かせば、また香るのだとか。
ヒノキの精油を垂らして楽しんでもいいかもです。


2013年9月6日金曜日

気がつけば、実りの秋ですね。

あああ。またすっかり、日記をかまけてしまいました。
気がついたら7月から更新していなかったという・・・。
反省反省・・・(ノД`)

HPもぼちぼちリニューアルしております。
更新がおくれていますが、今しばらくお待ちくださいね。

それにしても今年の夏も暑かったですね。
ここ数日、少しだけ気温が下がって、
ようやくひと息つけるようになった頃でしょうか。

でも、今年のいりあの住人たち、
玄関先を彩っている草木たちはとても元気です。

春先にいりあにお嫁入りして、
かわいく咲いてくれた、ロサ・カニナさん。



そしてこちらが今現在のロサ・カニナさん。
赤い、ローズヒップができました(´▽`)



本日、初収穫。



収穫したらちょっと干して、ハイビスカスとブレンドして
自家製ローズヒップティーにしようかと。
3~4杯ぐらいは楽しめるかな。

今年はブルーベリーも驚くぐらい豊作でしたね。
3回ぐらい収穫できましたよ。


毎朝のヨーグルトにたっぷりトッピングできました。
今もまだ少し残っていますが、こちらは小鳥さんにおすそわけの予定です。

でも、残念なことに、玄関先のクリスマスホーリーは、
背は、ぐん、と大きくなりましたが、実はほとんどならず・・・(T-T)
冬のヒヨドリさんたちのおなかを満たすには、ほど遠いかも。
ヒヨドリさん、今年の冬は、よそで美味しいごはん、見つけてくださいな。

さて、実りの秋がもうすぐ目の前。
今年もたくさん美味しいものが食べれますように。

気温が下がると夏のお疲れが一気にでてきますよね。
みなさんも体調を崩さないようにお気をつけください。
たれたれとがんばってまいりましょう(*゚∀゚*)

2013年7月3日水曜日

気持ちよいこと、しませんか?(笑)

いりあの庭先にある、ラムズイヤーの葉っぱ。

ふかふかもふもふ。



こんな肌ざわりが大好きでついついなでてしまうのです。
(でも、あまり触りすぎるのも葉っぱにとってはよくないそうですが(^_^;)

「きもちいい感触」って、実はとても大事。

「脳と皮膚はつながっている」とよく言われます。

それは、どうしてかといえば。

人の身体は、いろいろな身体の組織ができあがっていく過程で、
まず、卵子が受精して、細胞分裂が始まり、
外胚葉、内胚葉、中胚葉と分化して
それから組織を作りあげていくのですが、

脳と、神経、表皮は、同じ、外胚葉由来なのですね。
外胚葉由来の組織は発生初期に胚細胞表面が内部に落ち込んで形成されたもの。

(ちなみに内胚葉由来の気管は、肝臓や脾臓、肺、耳を、
中胚葉は、心臓、腎臓、筋肉、生殖器を形成していきます)

組織の発生の由来が同じだから「つながっている」といわれる訳です。

でも、そんな難しいこと知らなくても、
家族やパートナーと手をつないだり、抱きしめてもらったり
疲れた身体をボディワークで癒やしてもらったり、
アロマトリートメントのタッチングとかも、
文句なく気持ちよくて、幸せな気持ちになりますよね。

そこにはもうひとつ、
「信頼」とか「愛情」とかというエッセンスも必要だし、
「安心」とか「安全」というキーワードも大切だと思います。

ボランティア あろま☆いりあでは、
コープみらいさんの市民活動助成事業のご協力をいただいて、

「心をつなぐ アロマハンドトリートメント」

というイベントを企画していますよ。

これは「気持ちよい」そして「安心」「安全」「をテーマにした講座です。

ぜひ、気持ちいいアロマハンドトリートメントを体験して、
ご家庭でも実践してみませんか?

お好きな精油を使った作った、トリートメントオイルもお持ち帰りできます。

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ボランティア あろま☆いりあ

お申し込み、まだまだ受付中です。

お友達もお誘い合わせの上、お気軽に遊びにいらしてくださいね。(*゚∀゚*)

2013年7月2日火曜日

7月になりまして(^_^;

 
あっという間に7月になって。
下半期の始まりですね。
 
写真は7/1の朝、自宅で咲いた、あさがおさん。
思ったよりも小ぶりで、咲くまで全然つぼみがあることに気がつかなかったという(笑)
 
よくみたらねじねじつぼみがあちらこちらに。
 
あさがおさんは、これからの季節、毎朝ぽんぽん咲いてくれるから、
眺めているだけでも元気になります。
 
今年は、青の絞り模様のあさがおさん。
ちょっと浴衣姿のお姉さんみたいな風情。
 
名前は・・・忘れちゃったです(汗)
 
 
そしてこちらは。
ぴかぴかさくらんぼさん。
 
この時期だけのお楽しみ。
ひとりじめして食べるのがよいのです( ̄∇ ̄)
 



そんなこんなで今年もまた、夏が来たのかな?
 
早く梅雨が明けてくれないかなぁ、と思う、今日この頃です。
 


2013年4月24日水曜日

バラさんに会いに、ちょっと小旅行。

バラ好きな友人のエスコートで、散策がてらバラ苗の購入に
ちょっと日帰りでお出かけしてきました。

目的地は石和温泉の「コマツガーデン」さん。






まだバラの時期にはちょっと早い頃。
でも、ちらほらとかわいいバラさんがお出迎えしてくれましたよ。





フェアが近い、今時期がいい苗が揃ってるのだとか。

お客さまもまばらなので、
スタッフさんを捕まえてじっくりお話もお伺いできますから、苗を購入するには一番いい時期なのかも。

くもり空のお天気とはいえ、紫外線は強いので注意!
帽子、日傘、日焼け止めは必須ですよ。

Ilyaはうっかり全部忘れて、友人にお世話になりましたけれど・・・(笑)






しだれモッコウバラ(笑)

こんな風に大きな樹に這わせても、
なかなかすてきですね。












こちらは、盆栽風に仕立ててあるバラさん。
うふふ。すてき。

ずっと眺めていたいかも。
仕事場にあったらきっと、お仕事になりません(笑)





Ilyaのお目当ては、
やっぱりアロマにちなんだオールドローズ。

ローズ精油が採れる
ロサ・ケンティフォリアと、
ロサ・ダマスケナの苗。

うーんうーん。悩みます。
香りはダマスケナさんの方が好きだけど、
咲き姿はIlyaはケンティフォリアさんの方が好みなんですよねぇ。
そしたら、スタッフさんが
「オールドローズならこんなのもありますよ」と見せてくれたのが、
一重咲きのロサ・カニナさん!

カニナさんといえば、ドックローズ。いや、ローズヒップといった方がわかります?

ハーブティーで使うローズの実ができる品種なのですよ。
思わぬことで、Ilya、大興奮!(笑)

結局、カニナさんは即決。

さんざん悩んだ末、キャベツのような縮れた葉っぱを持っている、ロサ・ケンティフォリア・ブラーナさんと、

「この子は性格が素直だから」

と友人におすすめされた、半八重咲きの白い花を咲かせる、アイスバーグさんという、ポピュラーローズをチョイス。

大きなお庭があればつるバラさんもいいんだけれどなぁ。


この子たち、たぶん、明日には届く予定。
この子たちのために、少し植木置き場を整理しなきゃですね。

今、Ilyaの庭では、
ブルーベリーの白い小鈴の花が満開。
バニラグラスもぴょんぴょん元気よく花を咲かせていますよ。

放っておきっぱなしの、シンビジュウムの花芽もだいぶ膨らんできました。

狭い狭い植木置き場が、またまた賑やかになりそうです(笑)

2013年4月1日月曜日

ヒスイカズラさん。

今日から4月、新年度が始まりましたね。

電車に乗ったら真新しいスーツを着た、
新社会人さんをたくさん見かけました。

みなさん、たれたれがんばですよ。
と、心の中でエールを贈ったり。(*´∀`*)

今日は本当は書類仕事の予定だったのですが、
ぽかぽか春の日差しのお日さまに誘われて
川口市立グリーンセンターに行ってまいりました。

お天気もよいから、今日はランチも木陰でとりましょか。
サンドイッチといりあ好物のチェリーパイ、もぐもぐ。


おなかが一杯になったところでさっそくお花を探しに。

お目当ては大温室で見頃を迎えていた「ヒスイカズラ」さん。


ヒスイカズラは、ジェイド・バインと呼ばれる、
フィリピンの限られた地域にしか生息しない、稀少なツル植物。
花房は1m近くなるものもあるそう。
グリーンセンターのは小ぶりだけど、それでもこの宝石のような翡翠色はとても、きれい。



「カズラ」って「蔓(つる)」という意味だけど、「髪かざり」という意味もあるのですよね。
こんなきれいな色の髪かざり、欲しいかも。

これ、落ちた、お花。


そしてこちらがまだ咲く前のつぼみのヒスイカズラさん。
ちょっとグリーンの干しぶどうみたいw


ちなみにヒスイカズラの花言葉は
「私をわすれないで」



こんな魅惑的な美人さん、ひとめみたら忘れられないですよね(笑)

神代植物園、筑波の植物園などにもあるそうですよ。
川口市立グリーンセンターのヒスイカズラの見頃は4月いっぱいまで。

グリーンセンターは4月からはさくら草展も始まるそう。
ちょっとしたお散歩におすすめですよ~。

2013年3月21日木曜日

変わるものと変わらないもの。(南三陸&気仙沼)


最近は「月に一度」の更新となっている、いりあの日記です(。_。;)

が、元気に活動しておりますので、
どうぞご心配されませんように・・・・(汗)

先日は被災地支援団体の「たっち☆あろま」のメンバーとともに、
また、南三陸&気仙沼を訪れてきました。

これで3回目のご訪問。
でも訪れる度に、少しずつ変わってきています。

以前も訪れた、仮設の商店街「さんさん商店街」のすぐ横には、
被災した市の建物があったはずなのに、
今回お伺いした時にはきれいに更地になっていて。
新しい、お店や住宅もあちこちにぽつぽつと出来ていました。

でも、車を走らせていると、以前にはなかったがれきの壁が道沿いに続いていたり、
川岸に「真新しい銀色の工場ができたのだなぁ」と、車の窓から眺めていたら、
「あれはがれきの焼却処分場。終わったらまた全部壊すらしいよ」といわれたり。

「被災地をいつまで被災地とよぶのだろう」

そんな言葉もTwitterで流れていましたが、
その言葉の意味を、しみじみと噛みしめた旅でもありました。


でも、変わるものもあれば「変わらないもの」もありました。

それは、南三陸気仙沼でお会いした、みなさんのお元気な笑顔と温かなお心遣い。

前回も訪れた、高齢者施設ソレイユの丘では、ハンドトリートメントを、
のぞみ福祉作業所では、バスソルト作りやボディワークをご提供してきたのですが
私たちのことを覚えてくれていた方々もいらして、嬉しくなりました。(*゚∀゚*)

他にも、前回仮設にいらした方が新しく建て直ししたおうちにお邪魔したり。
震災ボランティアでお知り合いになれた方にご挨拶に伺ったり。

この活動がきっかけで、Ilyaがお知り合いになった気仙沼に住む、彼女さん。
遠距離恋愛だった彼氏さんととうとうご結婚を決めたそうですよ!
震災を乗り越えた大恋愛話にメンバーも思わずうるうるしたり(笑)

そしてお宿のベランダから拝んだ、朝日。

また、この景色が見れて、
みなさんにお会いできて、本当によかったです。

何でだろう。帰ってきたばかりなのに、またお伺いしたくなるんですよね(笑)
きっと、それほど遠くないうちに。

またお伺いしますよ。